ラーニング・フォーラム2014 “道を作る、明日を創る”を開催いたしました。
多くのお客様にご参加いただき、好評の後に終了することができました。内容について報告いたします。
開 催 日 | 2014年7月30日(水) 13:00~17:30 |
開催場所 | 福岡国際会議場 501会議室
|
1.『オープニング』 ラーニング・システムズ株式会社 代表取締役 高原 要次
開催趣旨:我々が人として、日本人として歩んできた道を振り返ると、まさに今、大きな曲がり角にきているように感じる。岐路に立たされた時、何を軸として生きるのか。決断を迫られた時、何を基準にして決めるのか。その拠り所となる価値観、判断軸が問われる。
“乱世の時代”人として、ビジネスとしての「道理をわきまえ」「新しい明日を創る」リーダーが求められる。
『リーダーとしての“あるべきやうわ”』
~人として、日本人として、リーダーとして“どうあるべきか”~
株式会社イメージプラン 代表取締役社長 田口 佳史 様
欧米の時代から今、アジアの時代にきている。そこに日本人としてどうリードしていくかが問われる。日本企業の独自性は「日本伝統精神・文化」から生じており、企業活動の強みは、日本の地理的特性「森林山岳海洋国家(自然に神を感じる)」「ユーラシア大陸の東端(儒・仏・道・禅・神道思想の集積地)」にある。
・リーダーシップには、思想哲学性が必要。東洋思想においては、リーダーシップは非常時で必要される事を想定している。非常時こそリーダーシップ発揮の時であり、“有事は返事の備えにある”。
・佐藤一斎 「重職心得箇条」(第10条・5条・1条抜粋)を参加者全員で朗読
・「正」しいとは (一)この線で+(止)まれ、である。
この線(一)がないと、迷い、間違い、自信を失う。リーダーは規範をもとに判断し、メンバーを導く必要がある。今は「規範形成教育」がない時代であり、これからのリーダーは同じ「定規、分度器」をメンバーと共有することである。
社則・企業理念 |
企業人としての規範 |
社会人としての規範 |
人間の規範 |
・「徳」(Virtue)→「自己の最善を他者に尽くしきること」
松下幸之助 「企業とは、感謝の人間関係を何人つくるか」
「運の強いこと」 → 「徳を積むこと」
3.福岡小松の“新しい明日”』
~ テクニカル・サービスがビジネスを変える ~
福岡小松フォークリフト株式会社 顧問(前代表取締役社長) 矢野 和之様
・3つの問題点
「三大セイ病(人のセイ/会社のセイ/お客のセイ)」
「三大マン病(怠慢/マンネリ/傲慢)」
「三つのうそ(行っていないのに行った/知らないのに知っている/本当のことを言わない)」
・具体的な取り組み内容
①情報収集(学ぶ)活動
②方針提示と会議変更
③給与制度改革
④人事の指針
⑤設備投資
⑥モチベーションアップ(ハイジーンモラール/モチベータモラール/表彰)
・ダントツ社員養成プロジェクト
①ダントツ商品開発
②福岡小松独自の開発商品
③ダントツ社員の育成(養成講座)
4.「ラーニング・システムズ/ラーニング・マスターズからのお知らせ」
ラーニング・マスターズ株式会社 営業部長 雑賀 日出夫
「リーダーシップ発揮の問題点」
・どのようなリーダー(マネージャー)を目指して良いのかわからない
・自分の強みがわからない
・やることがたくさんあり過ぎて、何をどうして良いのか分からない。
・創造性が求められるが、目の前の仕事で精一杯である。 ・・・
(1)パーソナリティ診断ツール「自己理解~Facet5」 の紹介
・Facet5の概要
・診断結果と活用方法
「リーダーシップ開発/チームビルディング/キャリアデザイン」
(2)GTD® ~脳パワーの最大化~ プログラムの紹介
・GTD® Getting Things Done® の概要 「GTDワークフロー」
・参加者の声
5.“京のことだま・・・” 歌と語り:吉沢 京子さん ピアノ:鈴木 裕子さん
テレビ「柔道一直線」「水戸黄門」等の映画、テレビでご活躍の吉沢京子さん、ジャズピアニストの鈴木裕子さんのコラボレーション。
プロフェッショナルの語りとその情景を思い浮かべる絶妙な音楽とのマッチングは、感動や涙を誘う場面も。感動と拍手喝采の中、会場全体が良い雰囲気でフォーラムが終了。