ご挨拶
情報技術・人工知能・ロボット、これらを総合したデジタルトランスフォメーション(DX)が、仕事や社会に大きな変革をもたらし、しかもそのスピートは加速度的である。それに対応すべく、近年“リスキリング”や“リカレント”が叫ばれているが、20世紀末にピーター・ドラッガーは「21世紀に重要視される唯一のスキルは、新しいことを学ぶスキルである。それ以外はすべて時間と共に廃れていく」と言っている。我々は常に新しいスキルを学び身につけ、それを繰り返しながら成長する。
四書の一つ「大学」に「物に本末あり、事に終始あり、先後する所を知れば即ち道に近し」との記述がある。物には本末があり、「学び」にも本末がある。「本学」は人格を磨き徳性を高めること、「末学」は知識・技能・技術を身につけることであり、「本学」があってその上に「末学」が積みあがる。
加速度的に変化する環境の中で、仕事をし、生きていく上でスキルを学び身につけることは、大変重要である。しかしそれは「末学」であり、「本学」を怠っての人生はありえない。「大学」の巻頭には「大学の道は、明徳を明らかにするにあり。民に親しむにあり。至善に止まるにあり。」とある。この三綱領(在民明徳、在親民、在止於至善)が「本学」の基本です。
ラーニング・システムズは、人や組織が“いかに学び、いかに成長するか”を基本テーマとして皆さまに新しい価値を提供したい、と考えております。一人ひとりの人生の幸福のために、それぞれの組織の成長のために、「学び」のお手伝いができれば幸いです。
2024年4月
ラーニング・システムズ高原コンサルティングオフィス
代表 高原 要次
私たちは、多くの「気づき」によって成長を限りなく続けることができます。成長は連続的な曲線で実現するものではなく、気づきや新たな発見によって多段的に連続していきます。
そして、「気づき」によって意識が変わり、個人の価値観となって言動が変化し、集団(組織)行動へと成長を続けていくのです。
「学習」とは、気づきと自己改善の繰り返しによって、言動が継続的に変化することを意味します。
ラーニング・システムズは、「学習する」ことをソリューションとして人の成長をサポートし、企業における学習する組織の構築を目指しています。
これからも、人材ビジネスフィールドにおいて、柔軟な体制とスピードのある行動で自らも企業活動のパフォーマンスを向上させながら、皆様のニーズに応えてまいります。
組織が発展し続けることや、私たちがお客様に満足していただくためには、「戦略」「システム」「人(言動)」の3つの要素が欠かせません。
私たちはこれらをトータルで見つめ、組織としてバランスのとれた成長を目指します。
中でも、最も困難でかつ時間を要するのが「人」すなわち言動の変化であり、「言動の変化」とは「人」が成長することなのです。
ラーニング・システムズは、ヒューマン・パフォーマンス・テクノロジーにより、「人」と「企業」の成長のお手伝いをいたします。