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今月の視点2012年5月「解決への手がかり」を更新いたしました

2012年5月7日 月曜日

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2012年5月「意見をまとめて納得できる結論に導く会議の進め方 ②~生産的な会議の進行法」

2012年4月27日 金曜日



前回混乱しがちな思考を6つのパターンに分割し組み合わせて活用する「シックス・シンキング・ハッツ」という方法を紹介した。今回はシックスシンキングハッツを使用し「新規受注を増やすためには?」というテーマで会議を運営する一例を出したい。

                                        
∏ テーマの明確化と共有(1分)                            ・新規受注を増やすためにどうするか

 

∏ 新規受注を増やすためのアイデアを出す(15分)     ・売る商品とサービスを変える ・訪問先訪問量を変える  ・見込客リスト再構築 

                                                                    ・新規開拓日を設ける ・計画-実践できるマネジメントに変える

∏ 分かっている情報、事実を洗い出す(10分)      ・過去3年間の売上、利益 ・既存客:新規客の売上と数の割合  ・今後の受注見込

∏アイデアの利点、実現性を探す(10分)                  ・営業の無駄がなくなる ・ターゲットが明確化されることでPDCAがまわしやすい

                                                                   ・3ヶ月スパンで営業計画をたて実践

∏ アイデアに対するリスク、問題点明確化 (5分)      ・実際に行動できるのか ・はたしてやれるのか

∏ アイデアに対し感情、直感を出す(5分)              ・変わるチャンス! ・今まで出来なかったのに出来る?・3ヶ月単位ならやれそう

∏ アイデアの改良、代替案を出す(15分)         ・セールスミーティングの方法を変える   

                                                                 ・過去の報告10%、受注するためにどうするか智恵を出し合うミーティングにする 

                                                                 ・新規顧客訪問の量を徹底管理 ・営業活動シートを改良

∏ 要約、まとめ、次のステップを示す(5分)          ・営業活動シートを今週金曜日までに作成 ・3ヶ月-3週間-1週間スパンで活動管理

                                                                  ・ミーティングの確認項目の変更

この進め方だと約1時間で意見をまとめ結論付け、次のステップが明確になり、会議は終了する。

 6つのハットは思考に方向性を与えるものであるため、好む好まざるに関わらず、全員が指定された時間そのハットのみに専念することが求められる。またファシリテーターが全員に参加を促す関わりを行うため参加者全員が発言できるため、納得度が高い。

「シックス・シンキング・ハッツ」を使用すると、所定時間内に活発な意見を出し合い何らかの結論が出る。「また、会議か・・」とため息を付くことが減るかもしれない。(川口和華)

今月の視点 2012年4月[LEARNING SHOT]を更新いたしました

2012年4月2日 月曜日

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“東大秋入学を教育改革のトリガーに”

2012年4月2日 月曜日

東京大学の懇談会が、学部の春入学廃止と秋入学への全面移行方針を打ち出した。世界的に多数派の秋入学に移行することで、留学生の受け入れを増やし、国際的な大学間競争に耐える教育環境を整備するのが狙いだという。

京大など国立大9校に早稲田大、慶応大を加えた11校と秋入学を検討する協議会を設置して5年後の実現をめざしている。  東大がライバルとしている欧米の大学のほとんどが秋入学を実施しており、これが学生と教員の国際交流を阻害していることは否めない。    

 中間報告によると、学部生に占める留学生の割合は米国ハーバード大が10%、韓国のソウル大が6%、中国の北京大が5%なのに対し、東大はわずか1.9%にとどまる。英国の教育専門誌がまとめた世界の大学ランキングでも、昨年は東大の30位が最高で、200位内に入った日本の大学は5校しかない。

 世界では215カ国のうち6割以上が大学の入学時期を9月か10月に設定しており、欧米は8割が9月入学だ。日本も秋入学に移行することで海外の優秀な学生を集めて国際化を図り、「世界最高の教育水準を追求しよう」という狙いである。

 しかし、入学時期を秋にするだけで、国際化が進み、世界最高の水準までレベルが上がるとは思えない。それには、教育の内容そのものが問われるし、海外から学生や教員を日本に引き付ける魅力あるものがあるか、また日本から海外に学びに出る環境ができるかも問われる。

 高校教育と大学院教育との接続での問題を、大きく取り上げて秋入学に反対する方々も多い。いわゆるギャップタームである。しかし、今回の東大の提案が大きな社会的関心を呼んでいるのは、大学教育は勿論、小学校からの6・3・3・4の学校教育制度と、その内容を懸念する人が多いからであろう。

 世界で伍していく文字通りのグローバルな人材を育て、しかも「世界最高水準」を追求するのであれば、単に大学の秋入学に留まらず、初等教育・中等教育から一貫した新たな教育制度を作り上げ、特にその内容を見直し、日本の教育の質をいかに高めるかを検討すべきである。そして、教育によって人を創り、国を創る“教育立国日本”を目指すべきである。 (代表取締役社長 高原 要次)

2012年3月 ” 花を愛でる ”

2012年2月29日 水曜日

  冬の寒さはいつも厳しくて、心が閉じこもりがちになりますが、目を庭におろすと真っ赤な実をつける‘せんりょう’や‘まんりょう’、赤い花の‘椿’、黄色の花をつける‘ロウバイ’などの花木やたくさんの‘水仙’の花たちが私たち家族の心をなごませてくれます。

冬の空を彩る‘ロウバイ(蝋梅)’は淡い黄色の花がお正月頃から咲きだし、上品な香りがして大好きです。花びらは分厚くロウのような質感があります。生前の義母も花が大好きで、特に栽培が難しい‘エビネ’は自慢の花でもありました。また水仙やユリは庭のところどころに次々と咲くので、毎週一輪挿しに挿して楽しんでいます。毎年一緒にお正月に活けてたこの‘蝋梅’と‘椿’‘ユリ’‘水仙’等は義母を懐かしく想い出させてくれるのです。

                     

“スイセン”と言えば、平成7年の阪神・淡路大震災では震災発生後、天皇皇后両陛下が被災地に行かれました。その時、皇后陛下は御所に咲いた“水仙”をお持ちになって崩れ落ちた建物のうえに手向けられたそうです。そして今回の東日本大震災。自宅が流されたのに、庭で咲いていたという“水仙”の花を皇后陛下に贈ることが出来た方がいらっしゃるのです。この方の自宅は流されたのに、花は流されず陛下の手に渡された...

日本のたくさんの人が、このあたたかい出来事に胸があつくなったことでしょう!花を愛でることは、私たち人間に思いやりのある優しい心を育むのに大事な役割のひとつなんだとつくづく思います。

 -東風吹かば匂いおこせよ梅の花       主なしとて春な忘れそ-

ほら、春の足音がすぐそこに。  (原口 佳子)

今月の視点 2012年3月 「くつろぎの空間」を更新いたしました 

2012年2月29日 水曜日

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2012年2月 “意見をまとめて納得できる結論に導く会議の進め方 ①”

2012年2月2日 木曜日

長時間のダラダラ会議、まだ続けますか・・・?

 復興財源の確保、原発稼働問題、米軍基地移設問題・・・。日本は今解決しなければならない数多くの難解な問題を抱えている。しかし、一向に解決の兆しが見えない。様々な利権が絡んで全くまとまらない。まさに「会議は踊る、されど進まず」である。同じ現象が企業内でも起こってはいないだろうか?

 新規プロジェクトの立ち上げ、新戦略・提案を練る、問題に対する解決策を考える等、企業活動において重要な局面では、多くの人間の意見をまとめ結論へ導く必要がある。しかし、重要な局面であればある程、場が硬直し会議が長時間に及び最後には特定の人の意見に流されがちになり結論は結局出ない・・・。このような場面に遭遇した経験は少なからずあると思う。では多種多様な考えを持つ人々の意見をうまくまとめ、結論へと導くにはどうしたらよいのだろう。

 「思考の品質」を上げる、効率的に考え結論に導くための思考法を修得し、個人と組織の「考える」品質を高めること、である。自説にこだわらずバランスのとれた多角的な考え方を身につければ、今よりももっと生産的な活動が可能である。では、具体的にはどのような方法があるのだろう。

 今回は一つの方法として「STHシックス・シンキング・ハッツ」を紹介したい。混乱しがちな思考を6つのパターンに分割し組み合わせてシステマチックに活用するやり方である。「思考の管理」「感情、直感、本能」「リスク、障害、問題点」「情報、データ、事実」

「利点、価値、実現の可能性」「新たなアイデア、代替案、可能性」。この6つの思考パターンに

分けて結論へ導く方法だ。なぜ思考を分割することが効果的なのかというと、固定された考え方を取り払うことができるからである。常に楽観的な思考をする人もいれば悲観的な思考をする人もいる、新たなことに目を向ける思考の人もいれば前例を重視する思考の人もいる。そういった考えに縛られず多角的にバランスよく考えることが可能になる。

 次回は6つの思考パターンを使った会議の進行法について紹介したい。(川口和華)

今月の視点 2012年2月 『解決への手掛かり』を更新しました。

2012年1月31日 火曜日

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“TPP反対!原発反対!武器輸出反対!”

2012年1月4日 水曜日

 基本的に日本は、自主防衛と自立外交をめざし戦後の国策の転換を図るべきである。戦後66年、いまだ占領軍の制定した憲法を自らが平和憲法と称して変えることもせず、自らの国を自らが守るという当たり前の意思を失くし、若者はその特権である冒険心が失せ自立自尊の気概がない。政権が変わるたびにこの国のリーダーは弱体化し、幼稚化の度を増し、ますます混迷を深める。

 乾坤一擲、これから日本は自らが自らの価値観で凛とした国に向い、憲法を変え、教育を変え、“人類社会の豊かさに貢献する国”を目指す志高き国になるのである。

 さてTPP、資源小国の日本は原料を輸入し、卓越した「ものづくり」技術で製品化し、それを輸出することで国としその存在価値を高めてきた。つまり日本は、世界の国々との交易によって成り立つ国なのである。その意味で、日本の国益を増す互恵的な協定や市場の拡大は望むところである。しかし、ことTPPに関しては反対である。日本の国益にはならない。これはアメリカの国内事情に端を発した、自国に有利なルールで市場を統一しようとするアメリカ主導の経済連携協定である。今は農業が壊滅的な打撃を受けるということで国論を二分しているが、農業分野に限らず、金融、医療、保健、知財等広い分野でアメリカン・スタンダードを押し付けられることになる。もしも仮に、日本が交渉参加の意思を示したとしても、参加するにはアメリカ議会の承認がいる、とは一体どうゆう料簡なのだろうか・・・。

 1945年、広島と長崎に原子爆弾が投下され、何万と言う一般人が被爆し命を失った。広島の原爆記念公園には“過ちは二度と繰り返しません”と刻まれているが、誰のどのような過ちなのであろうか。日本が引き起こした戦争と言う悲劇なのか、アメリカが行った原子爆弾投下による無差別殺戮なのか、はたまた人類が「核(原子力)」というパンドラの箱を開けてしまったことなのか・・・。

 唯一の被爆国である日本は、世界の国々に対して果たすべき役割と責任がある。ひとつの方向は、人類が歴史上経験しなかった惨禍をもたらしたこの「核」を廃絶し、永久に放棄させる、その先導役を果たす。もう一つの方向は、「核」を人間の力で制御して、人類の文明に寄与させるために、絶対安全の基準まで技術を高め、平和利用のモデル国になること。

 今回の東日本大震災で、福島第一原発が被災し、放射能が飛散した。「核」を「原子力」と言葉を変えて安全の衣で覆っていたが、「核」は「核」として極めて危険であり、いまだ人類はこれを制御できるレベルにはないことが判明した。そうであれば、残された他方の道を歩むほかない。「核」廃絶である。軍事利用であろうが、平和利用であろうが、「核」は「核」として永久に廃棄する。

 1921年~27年駐日フランス大使を務めた詩人ポール・クローデルが帰国して次のように報告している。「日本人は貧しい。しかし高貴だ。世界でどうしても生き残って欲しい民族をあげるとしたら、それは日本人だ」と。

 勿論、世界の中の日本として共存を図らなければならない。しかし、長い歴史の中で培ってきた人としての、国としての生きる道を尊び、志を高くして日本独自の新しい明日を歩むのも一考かもしれない。「武器輸出」勿論反対、その道は歩まない。                                                          

                                                            代表取締役社長 高原 要次

お客様の声に新日本非破壊検査様を掲載しました。

2012年1月4日 水曜日

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