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今月の視点 11月「解決への手掛かり」を更新しました。

2012年10月31日 水曜日

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2012年11月 “研修の内製化が進んでいます。目的は達成できていますか?”

2012年10月31日 水曜日

 2013年度の新卒採用活動もほぼ終了し、人事・採用担当部門では内定者の引き留めに様々な方法や手段が練られている。弊社でも今年度は8月の時点で内定者研修を一部お手伝いした。雇用環境が厳しい中でも、2013年度採用は予想以上に内定辞退者が多いとも聞く。採用担当者がターゲットとする学生は目的意識が明確なのか、厳しい環境もなんのその、どの企業からでも引く手数多なのは当然であろう。

 人事担当者にとって、来年4月は瞬く間にやってくる。12月からは2014年度採用もスタートし、年間で最も忙しい時期に突入する。採用活動をスタートさせながら、並行して2013年度採用予定者の内定者研修~新入社員研修~フォローアップ研修と、企画・運営の準備に早い段階から着手しておきたいものである。ギリギリになっては検討に余裕がなく、環境が変わっているのにも関わらず、結果的に昨年同様の内容で消化してしまう可能性がある。

  さて、研修を企画・運営する際、研修担当者としては、どんな点に苦労しているのだろうか。予想される問題として、

 ●「ビジネス環境が大きく変化する中、中期経営計画や基本方針に沿って新たな企画や内容の見直しが必要だが、何から手をつけて              良いのかわからない」

 ●「研修効果を期待されるが、現場で役立つ実践的な内容になっていない」・・・等。

 ついつい手段が先行してしまうと、アレもコレもと(項目の)つぎはぎ研修になってしまい、最終的に研修目的(ねらい)が達成できないことが多くある。最悪は「何がやりたいのか、何のための練習なのか・・・」と、経験と結びつかずに参加者を迷わせてしまうことである。

  そこで研修内容の企画・組み立てをする際に道標となる4MATシステム(モデル)を紹介する。これは研修目的や時間に合わせてコースデザインの全体像を決める、いわば研修の流れを構築するモデルである。4MATとは、①経験学習「経験・振り返り」 ②概念形成「動機付け・理論」 ③練習と修得「簡単な練習・本格的な練習」 ④計画と実践「実践への準備・実践」である。

 例えば、講義の時間をどのくらい設定するか、ゲームトレーニングが必要か、グループ討議は何を目的にアウトプットするか等、時間配分の難しさや目的と手段が一致していないことを感じる方も多いのではないだろうか。

 この4MATを手掛かりに内容を構成していくことで、それぞれの項目の目的が明確になり、研修の目的・目標を達成するためのコースデザインを開発することができるようになる。参加者に気づきを与え、実践に結びつけることができるようになる。 

 

 

 2月・3月に慌てなくて済むよう、是非早い段階から準備を行い、効果的な研修の企画・運営ができることを期待したい。

 4MATシステムの詳細は、ラーニング・スタイル・セミナーでご体験いただけます。  

                                                       (パフォーマンス・コンサルタント 菊池政司)

今月の視点 10月「LEARNING SHOT」を更新しました。

2012年9月28日 金曜日

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2012年9月 “「国境なき科学」プロジェクトに思う”

2012年9月28日 金曜日

 8月17日~29日、鹿児島大学の仕事で学長とともにブラジルに行った。アマゾン河口の街ベレンと、ここから300キロ離れたトメアスー移住地、そしてブラジリア近郊のセラード開発の現場の視察である。目的は、昨年から実施している学生南米研修の候補地拡大の検討と、アマゾナス連邦農科大学との学術交流・協同研究の可能性を探ることであった。 

  このアマゾナス連邦農科大学や、ベレン、サンパウロの領事館で耳にしたのがブラジルの「国境なき科学」プロジェクトである。このプロジェクトは、理系分野のブラジル人学生を5年間で約10万人、ブラジル政府の奨学金で国外に留学させ、ブラジルの科学技術発展の促進と競争力の強化を図ろうとするものである。日本も、年間約1千人のブラジル人学生を受け入れることが、両国の外相会談で合意された。 

                           【アマゾナス連邦農科大学で】

  翻って我が国の教育政策。子供手当や高校の授業料免除で、果たして科学技術の発展や競争力強化につながるのであろうか。

 世界経済フォーラムの競争力リポートによる数学・科学教育の質のランキングでは、1位はシンガポールで日本は27位である。また、2050年には日本は国内総生産の規模でインド、ブラジル、ロシアに抜かれるという予想である。

 教育を変え、競争力を強化するには20年、30年の歳月がかかる。長期的な視点から国力と技術力を考え、危機感を持って科学技術の研究開発を戦略的に取り組む必要があるように思う。

 大学進学率が50%を超える国は異常である。2割のエリートを、その中から更に2割の超エリートを作って行く。その育成に投資するように教育政策を転換するべきではなかろうか。抜きんでたリーダーが排出する。先端技術で、断トツの位置を確保する。さらに理想を言えば、国民は「仁」「義」「礼」「信」「智」をわきまえ、世界のモデルになる国、それが日本!

                                                               

                                                   

 

【アマゾン河で】

         

                                                      ラーニング・システムズ株式会社

                                                        代表取締役社長 高原 要次

今月の視点 9月「くつろぎの空間」を更新いたしました

2012年8月31日 金曜日

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2012年9月”まだまだ続く再会”

2012年8月31日 金曜日

学校教育を終えて社会人となると、同窓会の案内状が送られてくるようになります。そして小学校、中学校、高校、大学と時代毎と、“~周年”ということで案内があります。人によっては大きくなるまで同じ土地で過ごす事もありますが、私はそのときの環境がそれぞれで違っていたので、再会するクラスメイトが違います。ですから出来ることならその時代毎に参加出来たらと思います。とても懐かしく昔を思い起こすきっかけになるので楽しみです。

 

  今年の夏は、‘高校時代’のクラス同窓会が、故郷で開催されました。尊敬する担任の先生も82歳という御高齢にもかかわらずご出席の由、喜んで参加の意思を伝えました。51人中25人の参加でしたが、いつものように昔を懐かしみ、近況を報告した後はそれぞれ楽しい談話が続きました。数十年経ってから初めて知る当時のエピソードは意外にも多かったです。母校の代表的課外活動として桜島1周(約37km)を制限時間男子7時間、女子8時間以内にゴールするという伝統行事があります。そのとき男子の中で水筒の中に焼酎を入れて行ったというのです。その他には大学入試で泊まった旅館の壁を壊してしまい、バレないようにその穴をいろんな物でふさいで帰ったとか。。。。「そんな事があったの?全く知らなかったよ!」とびっくりしましたが、時効なので笑って聞けます。まだまだいっぱい有りそうですね!初めて参加する女性は大病を患った後、クラスメイトに会いたくなったそうです。全員が持ってる共通の話題もありました。「私たちは数学の担任に鍛えられたけど、教えられた訓示が今でも生きているのだと。」「だからいつまでも先生に会うのが嬉しく感謝の意を伝えたくなった。」

 

 私が通った高校は開校して今年で50周年と、若い高校です。綱領は、明治維新期の三人の偉人が重んじた精神、すなわち福沢諭吉の“自主独立”、吉田松陰の“好学愛知”、西郷隆盛の“敬天愛人”からとったものです。初代の校長が素晴らしいとずっと姉から聞いていたので、私も同じ高校に進学しました。

同窓会に姿を見せるのは、「今の自分が幸せだと思っている人」・「成功して活躍している人」が殆どだと思っていました。でも振り返ると、楽しかった!で纏められるクラス会も、気づかないで終わりがちですが、きっと自分の存在を確かめるために参加する人もいるんだなと思いました。次回はもっと多くの旧友に会えそうで楽しみです。

これから未来に向け節目毎に開催されるこの同窓会は、新鮮な再会となることでしょう。(原口佳子)

 

事例紹介『販売力強化研修:サービスステーションの販売力・サービス力向上』を更新いたしました

2012年8月3日 金曜日

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今月の視点 8月「解決への手かがり」を更新いたしました

2012年7月31日 火曜日

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2012年8月競争社会を生き抜くために必要なことは?

2012年7月31日 火曜日

止まらない原油高騰、欧州経済危機、エネルギー問題、一向に回復しない景気・・・。世界そして日本を取り巻く現況は、決して安心できるものではなくまた、今後の見通しも明るくない。そのような状況下、ビジネス社会はどうだろう。政治経済の影響を受け大きく変化し、競争も激化している。その中に居る我々がこの時代を生き抜いていくためには、

自ら武器を携え自分自身で活路を切り開いていくことが必要である。

 では、ビジネス社会における武器とは何か? 例えば

①表現する:自分の考えを素早く説明し、相手に分かりやすく伝える

②思考する:早く、効果的に、筋道を立てて考える

③交流する:社内外の人と良好な関係を築く

 他にもあるが、ベーシックかつ全てのビジネスマンに共通して必要な武器は上記3つであろう。①②③ともに我々の成果やアウトプットの品質を良くするものであり、日常業務の中で必要なものである。特別な状況で求められるものではない。

 しかし全てのビジネスマンが3つの武器を携えているかというと、そうではない。日常において求められる能力ほどトレーニングを積んでおらず、身についていないものである。

 武器とは能力である、と言える。能力は知識とスキルにより構成させているため、“学習と練習”を行えば誰でも向上できる。重要なことは正しい知識の習得と適切な練習である。これは個人で習得するには大変困難であり、かつ継続してブラッシュアップしていくことが求められる。

今後世界を舞台にビジネスを展開するにあたり、多様な国民性、文化、人種とのやりとりが増える。「空気」や「全般的状況」で仕事を進めるといった日本的な考えではうまくいかないだろう。だからこそ、仕事上の専門知識教育だけでなく、ビジネスの武器を身につけることが重要である。

 ビジネスの世界が戦いの場であるならば、丸腰では簡単にやられてしまう。武器を携え

闘志を持ち戦いに臨む、ことが生き抜くための方法である。

(川口和華)

今月の視点 7月[LEARNING SHOT] を更新いたしました

2012年6月29日 金曜日

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