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2013年1月 「ニーバーの祈り Serenity Prayer」

2012年12月28日 金曜日

 “神よ、変えることのできるものについて、                                                                  

 それを変えるだけの勇気をわれわれに与えたまえ。                                                                                       

 変えることのできないものについては、                                                                               

 それを受け入れるだけの冷静さを与えたまえ。                                                                   

 そして、                                                                                             

 変えることのできるものと、変えることのできないものとを、 

 識別する知恵をあたえたまえ。”

  

 これは、米国の神学者ラインホルド・ニーバーの作とされる“Serenity Prayer”を、彼の弟子である大木秀雄が訳したものである。

  今日(2012年12月27日)、第二次安倍内閣が発足した。3年3ヶ月ぶりに自民党が政権に復帰し、この国の舵取りを担うことにな  った。歴史として、未来から今をみた時、この3年3ヶ月が大きなエポックになり、その後の日本の曲がり角になった、と記述されるのではないだろうか。

 3年3ヶ月前、多くの国民が変化を望み、国の将来を方向付ける前提としての基本的な考えが異なる政党(民主党)が変革を唱えて、政権交代が起った。そしてこの国をデザインし、運営したが、国防、外交、エネルギー、震災復興、そして経済、国の根幹を担う問題・課題の解決能力がないことを露呈し、行き詰まった。

 またまた多くの国民が変化を望み、別の政党(自民党)が変革を唱えて復権し、異なる政治が今、始まろうとしている。

 単に元に戻ったのでは、文字通り意味がない。この不連続な3年3ヶ月を「大きな学習」として、冒頭の“ニーバーの祈り”の如く、国として「変えるもの」と「変えないもの」を明確にして、“この国のかたち”を整えなければ、日本の将来は危うい。

 

 

     ニーバーはまた、現実的な神学者でもあり次のようなメッセージも残している。

 

 “正義を取り扱うことのできる人間の能力が民主主義を可能にする。                                                                       

  しかし、                                                                                               

  不正義に陥りがちな人間の傾向が民主主義を必要とする。”と。

                                                         ラーニング・システムズ株式会社

                                                           代表取締役社長 高原 要次

            

今月の視点 1月 「LEARNING SHOT」を更新しました

2012年12月28日 金曜日

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事例紹介『グループ企業連携:営業担当者 営業力強化研修』を更新いたしました。

2012年11月30日 金曜日

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説明会情報 鹿児島地区でラーニング・システムズご紹介セミナーを開催いたします。

2012年11月30日 金曜日

こちらからご覧いただけます。 >>「変革の時代の人材育成」 【鹿児島地区開催】はこちら

公開講座情報 熊本地区で「戦略的営業活動」コースを開催いたします。

2012年11月30日 金曜日

こちらからご覧いただけます。 >>「戦略的営業活動」コース【熊本地区開催】はこちら

今月の視点 12月 「くつろぎの空間」を更新しました

2012年11月30日 金曜日

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2012年12月 ”さらに続く再会”

2012年11月30日 金曜日

 今年の夏同窓会で数十年振りに再会した旧友から、また会いたいと連絡がありました。

 彼女は横浜在住ですが11月に福岡で落語があるので聞きに来るというのです。詳しく訊ねると正式名は『博多・天神落語まつり2012』で日本最大で東西の有名落語家が大集合し、寄席をするというものです。メンバーを聞くと、ファンでなくてもテレビで有名な落語家がいっぱいなので、とても楽しそうです。

 嬉しい電話だったので、福岡に住む同級生を誘って、3人でランチをすることにしました。

 落語が大好きだという彼女は、ご主人と子どもが3人の5人家族です。近くにはご自分の母親が一人でお住まいとか。高校時代同じクラスでしたが、とても優秀な生徒で英語も堪能。どちらかと言うと文科系のお嬢さんでした。卒業してからどこの大学に進学し、またどんな仕事に就いたのか?子どもは何人?どんなお子さん?現在は?ご両親は元気?等々、話題に尽きません。「女3人寄れば・・・」ですね。

 福岡在住の友人もまた成績優秀でいつも宿題ではお世話になりました。食べ物の話題から子どもを育て、親を長期間看護して、そして看取った経験まで及びましたが、私たちの共通の話題でもあります。また何を食べさせてよいかわからないくらいひどいアレルギーの子どもを育てた大変な話。もう一人の友人はご主人が数年前に下半身麻痺の病気になったけど今でも仕事をやっている話をしてくれました。母親として妻として、そして嫁としての立場で生きる彼女らは素晴らしいです。

 再会も‘懐かしいね!’と、こちら側だけの一方通行では成り立たず、もしお互いに受取った印象(反応)が楽しいものでなければこの後のお付き合いは成り立たなくなるのでしょう。

 今回は年齢を重ねた分、お互いをさらに理解出来たと思います。また情報交換の良い機会にもなりました。私たちはこれからも互いの道を進んで行くのでしょうが、やはり周りの人に支えられ生きて行くんだなと改めて感じました。今度会うときはどんな話題になることやら。 

 「かんしゃくの、くの字をとって、かんしゃ・・感謝」

                                                                    (原口佳子)

                       

                         

今月の視点 11月「解決への手掛かり」を更新しました。

2012年10月31日 水曜日

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2012年11月 “研修の内製化が進んでいます。目的は達成できていますか?”

2012年10月31日 水曜日

 2013年度の新卒採用活動もほぼ終了し、人事・採用担当部門では内定者の引き留めに様々な方法や手段が練られている。弊社でも今年度は8月の時点で内定者研修を一部お手伝いした。雇用環境が厳しい中でも、2013年度採用は予想以上に内定辞退者が多いとも聞く。採用担当者がターゲットとする学生は目的意識が明確なのか、厳しい環境もなんのその、どの企業からでも引く手数多なのは当然であろう。

 人事担当者にとって、来年4月は瞬く間にやってくる。12月からは2014年度採用もスタートし、年間で最も忙しい時期に突入する。採用活動をスタートさせながら、並行して2013年度採用予定者の内定者研修~新入社員研修~フォローアップ研修と、企画・運営の準備に早い段階から着手しておきたいものである。ギリギリになっては検討に余裕がなく、環境が変わっているのにも関わらず、結果的に昨年同様の内容で消化してしまう可能性がある。

  さて、研修を企画・運営する際、研修担当者としては、どんな点に苦労しているのだろうか。予想される問題として、

 ●「ビジネス環境が大きく変化する中、中期経営計画や基本方針に沿って新たな企画や内容の見直しが必要だが、何から手をつけて              良いのかわからない」

 ●「研修効果を期待されるが、現場で役立つ実践的な内容になっていない」・・・等。

 ついつい手段が先行してしまうと、アレもコレもと(項目の)つぎはぎ研修になってしまい、最終的に研修目的(ねらい)が達成できないことが多くある。最悪は「何がやりたいのか、何のための練習なのか・・・」と、経験と結びつかずに参加者を迷わせてしまうことである。

  そこで研修内容の企画・組み立てをする際に道標となる4MATシステム(モデル)を紹介する。これは研修目的や時間に合わせてコースデザインの全体像を決める、いわば研修の流れを構築するモデルである。4MATとは、①経験学習「経験・振り返り」 ②概念形成「動機付け・理論」 ③練習と修得「簡単な練習・本格的な練習」 ④計画と実践「実践への準備・実践」である。

 例えば、講義の時間をどのくらい設定するか、ゲームトレーニングが必要か、グループ討議は何を目的にアウトプットするか等、時間配分の難しさや目的と手段が一致していないことを感じる方も多いのではないだろうか。

 この4MATを手掛かりに内容を構成していくことで、それぞれの項目の目的が明確になり、研修の目的・目標を達成するためのコースデザインを開発することができるようになる。参加者に気づきを与え、実践に結びつけることができるようになる。 

 

 

 2月・3月に慌てなくて済むよう、是非早い段階から準備を行い、効果的な研修の企画・運営ができることを期待したい。

 4MATシステムの詳細は、ラーニング・スタイル・セミナーでご体験いただけます。  

                                                       (パフォーマンス・コンサルタント 菊池政司)

今月の視点 10月「LEARNING SHOT」を更新しました。

2012年9月28日 金曜日

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