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ラーニング・フォーラム2013ご報告

2013年7月31日 水曜日

ラーニング・フォーラム2013を開催いたしました。
多くのお客様にご参加いただき、好評の後に終了することができました。内容について報告いたします。

開 催 日 2013年7月1日(月)
開催場所 福岡国際会議場 501会議室
講 師・スピーカー 鹿屋市串良町柳谷自治公民館 館長 豊重 哲郎 様 

㈱MJコンテス代表取締役社長 田中ウルヴェ京 様

ラーニング・システムズ株式会社 代表取締役 高原要次

ラーニング・システムズ株式会社 パフォーマンス・コンサルタント 菊池政司

音 楽 松口ようこさま

1.オープニング~ラーニング・システムズ株式会社 代表取締役社長 高原 要次

●”困難をパワーに変える”
開催趣旨:危機=「危」険と受け止めるか 「機」会(チャンス)にするか
機会(チャンス)にする要素は3点
・自ら変わる
・リーダーの覚悟と情熱
・人(心)を動かす

 

2.「地域づくり日本一 ~感動と感謝で“やねだん”村づくり」~
活力の源は人、個性を伸ばし「変化」促す~
鹿屋市串良町柳谷自治公民館 館長 豊重 哲郎 様

●「柳谷集落(通称やねだん)」・人口約300人 高齢化率40%の小規模農村集落
子供の教育から高齢者の生きた福祉まで、集落民が安心して暮らし続けるために
必要となる土台作りを“行政に頼らない地域再生”の中で実践・継続中。
リーダーの情熱が人を動かす、感動が感謝となって、自然発生的に地域住民の自主総参加の地域再生である。
リーダーとしての信条は、
「説得ではなく納得」「笑顔の快諾とアイコンタクト」
「目配り・気配り・心配り・急がない・あわてない・近道しない」

 

3.「リーダー力を鍛える!メンタルトレーニング実践講座」
メンタルトレーナー 株式会社MJコンテス代表取締役社長 田中ウルヴェ京 様

●「自分の抱えているストレスを知る」

フォーラム参加者同士、2人一組のペアになり、互いに自分の抱えているストレスについて話した。ここで気づいたのは、大半の参加者が「出来事(ストレッサー)」を中心に話をしていることである。重要なことは、その出来事によって、自分自身がどういう反応(イライラ、不安、怒り・・・)をしたのかであり、それは、出来事に対する考え方・信念・解釈(フィルター)を通して発生した反応である。つまり自分自身の考え方や解釈の“くせ(傾向)”を知り、変えることで、ストレスを上手くコントロールすることができるようになる。

 

 

 

 

 

 

 

4.「ラーニング・システムズからのお知らせ」
ラーニング・システムズ株式会社 営業部長 菊池 政司

●危機状況モデルと管理者のマネジメント
マネジメントにおける課題として、仕事が忙しく部下を育成する余裕がなかったり、部署内のメンバーの多様化により画一的なやり方が通用しなくなって いる。
部下とどう接してよいかがわからなくなっていることも事実である。
管理者自身が正常な状態でマネジメントができるように、上手くストレスコントロールを行い、自分の強み・弱みを理解した上で、状況に応じたマネジメントが必要である。

(1)マネジメントツールの紹介
 ①管理者自身のセルフコントロール BR
 ②アセスメント EQ(心の感情知能)
  MBD(管理者行動診断)
  SPR(営業力調査)

(2)2013年度公開講座のご案内 

5.コンサート~第三部音楽でこころを癒す「心の寄り道、ようこAGAIN・・・」

中島みゆきの「時代」、オリジナル曲「寄り道」「平戸さくら」等を美しい歌声で弾き語り。特に「Ave Maria」、アンコール・アカペラの「Amazing Grace」は絶賛!
松口ようこさんの歌声にこころを癒され、会場は感動の雰囲気に包まれ拍手喝采で終了。

 

 

2013年8月“管理者自身がストレスコントロール できていますか?”

2013年7月31日 水曜日

 皆さんは“ストレスコントロール力”をどのように鍛えているだろうか?適度に運動する、好きなことに打ち込む、温泉に行く・・・、ストレスを“解消・発散”する自分なりの方法がそれぞれあるだろう。インターネットの普及とマーケットの変化によってグローバル化が進み、デジタル化によって仕事で必要になる知識や技術は日々進化し続けることが求められる。現代社会のビジネスパーソンにとってストレスコントロール力は大変重要な“能力”として必要になるであろう。 

 では、ストレスコントロール力とは何か。経済産業省によって定義された「社会人基礎力」の3つの能力に含まれる要素の1つに、「ストレスコントロール力」がある。その定義は“ストレスの発生源に対応する力”としており、ストレスを感じることはあっても、成長の機会だとポジティブに捉えて肩の力を抜いて対応する、とある。適性検査等の能力要素では“ストレス耐性”という項目を見かけるが、ストレスコントロール力とストレス耐性は意味が異なる。ストレス耐性は、高い人ほどストレスに耐えようとし、限界を超えてしまうと大きなダメージを受けてしまうことも考えられる。そうならないためにも、ストレスを受け止め(抱え込み)過ぎず、自分なりのストレッサー(ストレスの原因)への対処法を身に付ける、即ち“ストレスコントロール力を鍛える”ことが重要になってくる。

  その手掛かりとなる2つの考え方を簡単に紹介する。

 1つ目は、パワーソース・プロファイル(PSP)である。  

  個人個人のストレスコントロールに対するアプローチは一様ではない。血液型と同じように、人間には個人の性格に応じて4つのストレス関連のエネルギータイプがある。

  これを私たちはパワーソース・プロファイルと呼ぶが、個人が世の中の情報をどう取り入れるか、つまりどう「認知」するかと、その情報にどう「対処」するかによって決まる。この認知と対処の2つの側面から個々の「エネルギー嗜好」を判定することで、その個人はどの方向に対するエネルギーが強いか弱いかを判断できる。

エネルギータイプは「創造力」「基盤力」「論理力」「関係力」の4つに分けられるが、自分自身のPSPを把握することができれば、ストレスへの対処も可能になる。

 2つ目は、多大なストレスにさらされながらも健康であり、かつ好調な業績を維持している人たちが持つ4つの特性(4C)である。

 Control(コントロール)Challenge(チャレンジ)Commitment(コミットメント)Connectedness(コネクテッドネス)

 1つ1つの説明は省略するが、いずれも、困難で脅威的な状況にも関わらず、上手くその状況に適応して能力を発揮し、「レジリエンス(回復力)」をもたらすのである。 

 ここ5年間の管理者をめぐる職場環境は随分変化している。部下育成のキーパーソンであるミドルマネージャー自身がストレスコントロール力を鍛えることで、組織や部下に対するマネジメントが正常に機能し、組織パフォーマンス向上につながっていくと考えられる。

 BR(Building Resilience)コース、是非お試し頂きたい。   (菊池政司)

今月の視点 8月 「解決への手掛かり」を更新しました。

2013年7月31日 水曜日

こちらからご覧いただけます。 >>詳しくはこちら

2013年7月 “「稲を育てる、人を育てる」”

2013年6月28日 金曜日

  5月下旬の「田植え」から1ヶ月、稲(苗)の背丈は伸び、株もずいぶん大きくなった。このまま順調に育てば今年の収穫は期待でき  そう・・・。もう、かれこれ20年近く「米つくり」をやっているが、毎年毎年試行錯誤。技術は多少向上していると思われるが、気温、日照、雨(水)、土、肥料、害虫・・・、変動要因が多く、なかなか思ったようにはいかない。

  9月中旬に稲刈り。乾燥、精米し、この「私が作った米」を農協に出荷する。同時に50人ほどの友人に送り、“これは旨い!”と喜んでもらうのが何より嬉しい。化学肥料は一切使わず、レンゲと有機肥料を肥やして“旨い米”つくりに精進する。

  「私が作った米」、実は私が作っているのではない。これは、地球が作っている、大地が育てている。私はただ、土を耕したり、水を管理したり、畔草を刈ったりしているだけである。そして何より、「米」はそのDNAで「米」になり、自分の意思で育っていく。私は、その環境づくりをするのである。

  田植えから1ヶ月を過ぎた頃「中干し」といって田圃を干す。水のない厳しい環境を作って稲の根を張らせる。そして台風にも倒れない強固な稲にする。

   「私が育てた子供」、「私が育てた社員」、そのように言うのは傲慢であり、烏滸がましい。彼らは自分自身で育ったのであり、親は、上司は、彼らが育つ際のサポートをしたに過ぎない。ただし、どのように育つかは、その関わり方による。ぬくぬくとした、ただ居心地の良い環境ばかりでは大人にはならず、ひ弱で自立しない「大きな子供」になる。逆に、常に厳しく安らかさを欠く環境のみでは、人も枯れる。両方が必要であり、バランスとタイミングが難しい。

  近年、このバランスが「優しさ」に傾き過ぎである。社会全体が母性化し、父性が足りない、「厳しさ」が足りない。家庭においても父親が父性をなくし、母性化し、二人の母親が子供を育てる(?)。その結果、若者は冒険せず、居心地の良い、与えられた環境に安住しようとする。

  自分の意思で育つ環境を作ろう。その関わり方をしよう。「お前はどう思う?(What do you think?)」、「君の意見は?」・・・。「自分で答えを出せる能力」をつけさせる。それが教育である。

                                                            ラーニング・システムズ株式会社                                                           

                                                              代表取締役社長 高原 要次

今月の視点 7月 「LEARNING SHOT」を更新しました。

2013年6月28日 金曜日

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今月の視点 6月 「くつろぎの空間」を更新しました。

2013年5月31日 金曜日

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2013年6月“作物栽培を楽しむ”

2013年5月31日 金曜日

 野菜作りを始めて数年経ち、栽培する作物の数も量も以前に比べ増えてきました。

  

 入梅した今、我が家の畑では、雨が降り続く梅雨前に収穫する野菜が待っています。昨年11月に植え付けした苗が、冬の休眠を過ぎて春に大きく結球する野菜‘タマネギ’です。今年も、数百個の収穫を終えました。収穫後の畑には‘キュウリ’‘ナス’‘トマト’‘ピーマン’‘オクラ’‘ゴーヤ’等々の代表的な野菜の他に、3種類の‘パプリカ’と2種類の‘ズッキーニ’が嬉しそうに畑で育っています。

                                  

                                                                                                                     

 

 

 これらの夏野菜は、初春に畑に肥料を撒いて耕し、植え付けの準備をします。同時に、どの野菜を、畑のどこの場所に栽培しようかと、昨年の栽培ノートを眺めながら収穫時の畑を思い浮かべ、そして決めます。何故なら多くの作物が同じ場所に栽培出来ないからです。

もし同じ場所に栽培を続けると生育が悪く、病気にかかることが多くなるのです。うまく収穫できるまでに成長したとしても、収穫量は少なくなります。いわゆる「連作障害」といわれる現象です。原因はいろいろ考えられるそうです。一つはその種類の植物に感染する病原菌や害虫がそのあたりに集まってきて、病気になりやすくなることです。また、毎年、同じ養分を吸収するために、その種類の作物に必要な特定の養分が少なくなることです。さらに、植物が根から排泄物を出していることがあり、それらが蓄積して成長に害を与えることです。ですから多くの野菜は、連作されるのを嫌がるそうです。ナスやトマト、ピーマンなどは、連作を嫌がる代表的は野菜です。亡くなった義母からも聞いていましたが、昔から言い伝えられていた事に納得がいきます。

  

 私の作物つくりの腕前はまだまだです。いくら注意していてもすぐ虫がついたり、病気になったりします。近所の達人のおばあちゃん達の畑には、毎年素晴らしく立派な野菜が育っています。

それでも毎回試行錯誤して育て、新しい発見をし、珍しい作物に挑戦していきたいと思います。今日も始めて栽培した黄色のズッキーニを収穫しました。とても嬉しい一瞬です。

 自分で育てた野菜を口にしてくれる人たちが「美味しい」と言ってくれる私の喜びは大きいです。(原口佳子)

ラーニング・フォーラム2013 ”困難をパワーに変える!” を開催いたします。

2013年4月30日 火曜日

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今月の視点 5月 「解決への手掛かり」を更新しました。

2013年4月30日 火曜日

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2013年5月 “営業担当者の普段の言動、組織の目指す望ましいスキルに当てはまっていますか?”

2013年4月30日 火曜日

 2013年もすでに4ヶ月が経過した。4月には将来の組織を担う新入社員も入社、導入と基礎研修が終了し、そろそろ配属となる時期である。また昨今の営業力強化の流れで、異動によって新しく職種変更を伴い、スタッフ・技術部門から営業部門へ配属になった方もいるだろう。会社(組織)としては、営業担当者の早期戦力化が期待される。

 ところで、自社の営業担当者の普段の言動が、それぞれの会社の戦略や目的、目標達成に向けて、望ましいスキルに当てはまっているかどうか、把握されたことがあるだろうか?

 目標達成度、同行訪問、営業日報、ミーティング・・・、営業担当者や上司の見方・受け取り方、さらには期待レベルによっても捉え方が違うだろう。

 恐らく、個々のスキルについては自分自身が一番理解しており、成功・失敗の原因は自分なりに把握できているのではないだろうか。しかし、繰り返し成果を上げる、個人対個人の営業ではなく、組織対組織の営業活動で成果を上げていくとなれば、個々の営業スキルについて、自社の営業スタイルや状況にあった標準的なガイドラインをもっておくことが有効ではないかと考える。

 今回は、“営業力強化”の手掛かりを見つけるために、個々の営業スキルを測定するアセスメントについてご紹介したい。

 『SSR(Sales Skills Review)営業スキル調査』

 1.調査の目的

  ・営業担当者の普段の言動が、それぞれの会社の置かれた営業場面・状況から見て、望ましいスキルに当てはまっているかどうか  

   を測定し、その結果から営業力強化の手掛かりを見つけ出す。

 2.測定の効果

  ①従来測定しにくかった営業担当者のBehavior(言動)の品質を測定することで、今ま気がつかなかった営業担当者の新たな課題  

   を把握することができる。

  ②営業担当者の営業スキルの強みや弱みが分かる。

  ③映像を用いた調査方法のため、従来の文字情報を基にした調査に比べ、自己投影しやすくなる。その結果、歪曲された回答を防 

    ぐことができ、実際のレベルと近似した調査結果を得ることができる。

 3.調査方法・調査期間・調査結果

  ・Webシミュレーション方式

  ・Web配信から調査結果を提示するまで約1ヶ月

  ・営業担当者本人用及び組織用

 

 

 

 

 営業力強化の1つの道具として、お試し頂くのはいかがでしょうか?

                                                   パフォーマンス・コンサルタント 菊池 政司