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2014年1月 “「グローバル人材育成・・・」”

2013年12月27日 金曜日

 政府の教育再生実行会議が「グローバル人材育成」を提言し、それを受けて文部科学省は全国の国公私立大学の中から30校を「スーパーグローバル大学」に指定し、重点的に支援することを決めた。同時に、達成度テストの創設を柱とする「大学入試改革案」も提言した。喜ぶべきことである。

 また、2015年度の国家公務員試験(総合職試験)から「TOEFL」を使う方針が決まった。そうなると大学生もTOEFLを勉強せざるを得なくなり、さらに大学入試にTOEFLが採用され、高校生もTOEFLを勉強し、英語のレベルが一気に高まる、と言う筋書きらしい。英語力だけが、グローバル人材の要素ではないが、大きな武器であることは間違いない。その意味では、この制度が本格的に導入されれば、こと英語に関しては大きく変わることは確実であり、グローバル人材に一歩近づく。

 物事を変革するには”戦略”・”システム”・”人の行動”を三位一体で変える必要がある。為政者が、この国の根幹を作りかえるには”教育”が最重要であると、覚悟を持って臨むことに賛成である。その一つに「グローバル人材」を掲げ、戦略的に取り組むことも賛成。そして制度を変え、新しいシステムで人を育てていく。

 問題は、”人の行動”であり、行動を起こす前提である「学生の意欲」である。宗教心もなく、国家観も持ち合わせず、与えられて育った彼らは社会への貢献意欲に乏しい。また海外で外国人と伍してビジネスで競争する逞しさに欠ける。

 となれば、制度(システム)で”その行動”をとらせる以外に道はない。大きな制度の変更は、大学の入口を広くして、出口を狭くすることであろう。学ばなければ卒業できない。入学試験のための勉強ではなく、卒業のための勉強である。高校が予備校化することもなく、しっかりとした学びができる。ちょうど、旧制高等学校のように・・・。

ラーニング・システムズ株式会社
代表取締役社長 高原 要次

お知らせ Newアセスメントプログラム「Facet5」紹介セミナーを開催します。

2013年11月29日 金曜日

  1.日 程  全3回 2014年2月3日(月)、2月12日(水)、2月25日(火)

  2.時 間  13:30~16:30

  3.場 所  ラーニング・システムズ セミナールーム

   ※詳細につきましては、確定次第お知らせいたします。

2013年12月 “ 生姜を作る ”

2013年11月29日 金曜日

冬が近づくこの時期、お店には体を温める商品がたくさん出回ります。食料品では、生姜を使ったお菓子や飲物が人気ですよね。生姜は、吐き気を抑える効能・殺菌能力・血行促進作用があるとして、身近になってきました。この生姜を畑の一部で作っています。

生姜はショウガ科の多年草で、熱帯アジアが原産です。日本でも古事記に記載があるほど、昔から一般的に親しまれています。私が住んでる地域は生姜が特産物で、以前は我が家の生姜も市場にも出荷していました。また博多三大祭りと言われる箱崎宮放生会では、新生姜がずらりと並び売られていますが、これは箱崎宮の周りは生姜畑が広がっていて、祭りの帰りに生姜を購入していた名残が現在も残っているからです。近所のおじさんは、毎年店を出して売ってらっしゃいます。

現在は私一人で少しの生姜を作っています。気温が上がってくる4月に種となる生姜を土の中に植えつけます。土の乾燥を嫌うので、梅雨明けの夏には溝に水を流したり、土が乾燥しないようにわらを敷きます。昨年はこの水やりが足りなかったせいか、成長が悪く、思ったほど大きくなりませんでした。今年はこまめに溝に水を流し、生姜が土の上から出ないように多くのわらを敷きました。ただ今年は高温期が続いた為か、芽が出ないものがありましたが、何とか立派なものが出来たと思っています。

もともと生姜には、ジンゲロールとショウガロールという2つの薬効成分が含まれています。

生のショウガの成分はほぼジンゲロールで、蒸す(加熱する)ことでショウガロール成分へと変化します。また、生ショウガのジンゲロールが血流を促進して体を温めるのに対し、ショウガロールは、体内の脂肪や糖質の燃焼を促進させて体温を上げる。これにより効果が生に比べ1.5倍にも増幅するらしいのです。他にも、血液をさらさらにしたり、コレステロールの低下を促したりと効能がわかって来ています。

生姜を使ったレシピはたくさん有りますが、最近‘蒸しショウガ’という言葉を聞き、作ってみようと思います。自家製の手作り品は、香りも美味しさも一味違うと信じています。収穫した新生姜は、毎年お友達や親戚にお裾分けします。佃煮や砂糖を使ったお菓子も美味しいですし、冷凍保存も出来るので、結構喜ばれています。作る喜びがまた沸いてきます。これから先も生姜を生涯作りたいです。

                                             (原口佳子)

今月の視点 12月 「くつろぎの空間」を更新しました。

2013年11月29日 金曜日

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今月の視点 11月 「解決への手掛かり」を更新しました。

2013年10月31日 木曜日

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営業の“見える化(可視化)”とは?

2013年10月31日 木曜日

 組織やチームとして成果を上げ続ける、どんなビジネス環境でも成果を出し続ける営業担当者の育成・・・、営業力の向上は時代に関係なくどの組織においても常に必須のテーマである。色々な業種、さまざまな経験のある営業担当者に対する研修を行う機会も多いが、参加者に応じてビジネスマナーのような原理原則を学ぶ内容や基本スキルの修得、自分自身や部下のセールスマネジメントの方法に至る内容まで、課題解決に対する要望や期待する効果は様々である。

 ただ、そこに共通する問題は、受講した研修そのものが参加者個人で完結してしまい、組織的に共有する仕組みがなかったり、そもそもそ上司が研修そのものに関心を示さず、研修で終わってしまっている点である。まさに営業と同じで営業プロセスや成果が属人的になってしまい、結果のみのマネジメントが行われ、組織としてプロセスが共有されていない点と同じである。

 営業の”見える化(可視化)”とは何か。それは営業”活動”の組織的なプロセス共有である。

 ところが、営業の実態を見てみると共有されているようで、されていない。つまり結果(売上数字・利益)は見るが、途中のプロセスは営業担当者の”感覚”任せになっていることが多い。これでは組織的に共有できるどころか、途中の活動が見えてこない。具体的に言うと営業上の問題や課題も特定できず、強化・指導ポイントも明確になっていないということである。

 ここで、営業担当者が目標を達成するために重要でどれも欠かすことのできないパフォーマンス(=期待される成果に至る一連の言動)の要素をご紹介したい。結論から言うと、この要素に基づいてマネジメントすることが営業担当者の活動の”見える化”につながり、組織として、どんなビジネス環境でも成果を出し続ける営業担当者の育成につなげることができるのではないだろうか。


 具体的なパフォーマンスの要素は以下の通りである。

 G(目標)=T×A×B×S

 T (Targeting) :ターゲッティング
 A (Amount) : 訪問の量
 B (Behavior) : 面談の質
 C (Self-Contorol) : 自己管理

 

 

 

 TABSの1つ1つのレベルを把握することが営業担当者の活動が”見える化”につながり、PDCAを回していくことで組織全体のプロセス共有と成果を出し続ける組織の実現を可能にすることができる。

 TABSの現状を把握するためのアセスメントツールや活用法、組織の課題の見える化につながる新しい行動特性診断ツール等、これから順次ご紹介していきます。

(パフォーマンス・コンサルタント 菊池政司)

今月の視点 10月 「LEARNING SHOT」を更新しました。

2013年9月29日 日曜日

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2013年10月 “「少しだけ、無理をして生きる」”

2013年9月29日 日曜日

 城山三郎の本に「少しだけ、無理をして生きる」というのがある。政治家や経済人のエピソードを紹介しながら、その生き方を綴ったエッセイで、リーダーとは何か、人はどう生きていくべきかということを深く考えさせられる一冊である。特に渋沢栄一、浜口雄幸、広田弘毅のくだりは、示唆に富む。それがそのまま「雄気堂々」、「男子の本懐」、「落日燃ゆ」という小説に結実したように思う。

 渋沢栄一を語る中で、“人はその性格にあった事件にしか出会わない”というのがある。我々は、こんな事件があったから、こんな経験をしたから、このような性格が形成されたと考えるが、どうも真実はそうではなく、性格が事件に遭遇させるらしい。渋沢栄一は、子供でも大人でも、地位の高い人も低い人も、全身全霊で目の前の人の話をきいていた。この全身が受信機という性格が、彼にいろんな事件に出会わせ、経験させたらしい。

 広田弘毅の生き方は「自ら計らわず」。自分の利益になるようなことを求めない。人のためには尽くすが、自らのためには計らわない。それは、外務省でも、総理大臣の時でも、そして東京裁判でも貫かれる。貫いたがゆえに民間人でただ一人A級戦犯になるのであるが、実に美しい見事な生き方ある。

 石屋の息子であった広田弘毅が小学生の頃、「天満宮」と揮毫した鳥居が福岡市天神の水鏡天満宮にある。見事な、美しい字である。

 城山三郎自身の体験を綴った部分に、先輩の伊藤整から「プロの作家になるのだから、いつも自分を少しだけ無理な状態にするように」言われた、とある。アイデアやインスピレーションが自然に沸いたから小説を書くのではなく、インスピレーションを生み出す努力をしなければ小説は書けない、ということらしい。これは、あらゆる仕事に通じる言葉のような気がする。自分を壊すほど無理をするのではなく、少しだけ無理をすることで、やがて大きな実りがもたらされる。

 「少しだけ、無理をして生きる!」、武士の生き方も、同様だったかもしれない。                                                               

                                                            ラーニング・システムズ株式会社

                                                             代表取締役社長 高原 要次

2013年9月 “ 誕生日が楽しみ ”

2013年8月30日 金曜日

  私の誕生日は、8月お盆明けにすぐやって来ます。孫もいる歳ですが、朝早くからメールが幾つも届き、気持ちのいい一日が始まります。また、子供がお盆で帰省しているので、久しぶりに家族が揃い、食卓を囲むことが出来ます。そして夫や子どもたちからのプレゼントを内心ワクワクしながら待ちます。今年は心のこもった品物に、バースディケーキはオーダーメードでした。砂糖菓子でできたたくさんのバラの花がトッピングされた素晴らしいケーキです。

  子どもたちが小さい頃は、「肩たたき」、「花」、「家のお手伝い」で、少し大きくなってからは、お小遣いを使って精一杯プレゼントを選んでくれたような記憶があります。そしてご飯の支度は母親がするといった、どこの家庭でも見られるようなものでした...

  私が病気で入院するまでは。

  8年ほど前、入院・手術した時、「お母さん、働きすぎましたね。少しゆっくりしてください」「いつもありがとう」と子供たちからメールや手紙を受取りました。義父母と同居し、仕事にも行き、子供3人を育てている母親の姿をちゃんと見てくれていたのでしょう。それからでしょうか。少しでも母親が楽になるようにと台所用品が送ってきたり、少し贅沢をして欲しいからと、美味しい食べ物や装飾品が私を幸せにしてくれます。有難いことです。

  昔は誕生日を祝う対象は宗教的なもので、創生主であるイエス・キリストが対象でした。日本でも誕生日を祝う概念が生まれたのは、織田信長が最初だったという説があるようです。昔、日本では年齢は「数え年」で数えていて、数え年はお正月に皆一斉に年をとることから、毎年の誕生日を祝う習慣はありませんでした。つまりお正月と誕生日が同じだったのが、現在のように満年齢で祝うようになったのは、昭和25年1月1日から「年齢のとなえ方に関する法律」が施行されて、満年齢が普及して、それ以降に、満年齢による各人の誕生日を祝うようになったのが始まりだそうです。

  誕生日に込める想いは当然人によって違うし、祝福する側、祝福される側によってもその意味が違うかも知れません。今の私にとっての誕生日は“日頃の生活を気にかけ、想ってくれる人がいる!”、“誕生日を迎えられることは何物にも代え難い喜びだ!”と、改めて感謝の気持ちでいっぱいにさせてくれる日です。   (原口佳子)

今月の視点 9月 「くつろぎの空間」を更新しました。

2013年8月30日 金曜日

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